12-itsukadeauuta

vol.12『いつか出会う歌』

【2008年9月19日〜23日】

今のボブジャックの作風であるどこか温かみのある「群像劇」の感じが色濃く出始めた作品。この公演を最後に長年、役者としても劇団運営としても団体を支えてきた徳久葦流が突然「ヘリコプターの免許を取りたいので劇団辞める」と離脱。それをきっかけにこの公演以降から色々な部分で転換期を迎えていく。

Story

僕がずっと探していたものは
続けていくための自信だったのだろうか
それとも
あきらめるための理由だったのだろうか

今日、僕の夢は、夢で終わる

夢から覚めた僕の、現実の話

田上は、ミュージシャンになるべく北陸のとある田舎から上京し、10年の月日を過ごしてきた。
ある日母からの電話で、父が病気であること、その病状が思わしくないことを聞かされる。
弱気になる母の声を聞き、故郷へ戻る決心をする田上。しかし、彼には一つ心残りがあった。

アパートの一室を舞台に、そこを訪れる男、招かれざる客、その部屋の住人、それぞれがその部屋で過ごした時間をおかしくも切なく描くオムニバス風の物語。

Outline

■作・演出
守山カオリ

■Cast
徳久葦流
植木希実子
宮井洋治
丸山正吾
平井太一
ひらゆみ
井上亮平
橋爪拓
瀬名純

■Staff
照明:伊藤朋美
音響:小町香織
舞台監督:ノースリーブ伯爵
衣装:神様
舞台美術:吉川晃一
撮影:カウベルファンク
宣伝美術:グラフマニア
映像:扇田賢
協力:インゴットエンタテイメント
制作:ボブジャック商会/夏花

■Place
シアターグリーンBASE THEATER
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-20-4

※画像の転用は固くお断りいたします。