bangai-alone

番外公演『アローンアゲイン』

【2004年3月5日〜7日】

「時々少女中毒』というプロデュース公演に団体として参加。稽古終盤に脚本全差し替えという悪魔のような所業をキャスト陣が初めて喰らった作品。状況的にリアルに追い詰められた役者たちの鬼気迫る演技が功を奏したのか、なかなかの評判を得る。脚本としても短く上手く纏まっており、その後、劇団のワークショップなどでもよく使用された作品。

Story

山奥を走っていたバスが、ハンドル操作を誤り谷底へ転落した。生き残ったのは5人。
刻一刻と時間は過ぎていくが、救助隊はなかなか現れない。そんな中、次第に互いのことを語り始める一同。それぞれにそれぞれの事情を抱えており、なんとしても生還したいと考える者、このまま死んでしまってもいいと考える者…。

旗揚げ公演『バイバイ』がリライトされパワーアップ。追い詰められた人々が、面白おかしくも必死にもがき足掻くボブジャック流遭難パニックストーリー。

Outline

■作・演出
守山カオリ

■Cast
扇田賢
浜倉ちゑ
徳久葦流
宮井洋治
植木希実子
丸山正吾
政修二郎

■Staff
照明:伊藤朋美
音響:大下友毅
舞台監督:鈴木典子
制作:時々少女中毒プロデュース

■Place
しもきた空間リバティ

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